クスリの勉強とDIニュース

調剤薬局に勤務する薬剤師・ふな3が、勉強した医薬品や疾患の知識、DI情報などをまとめていきます。

アレグラドライシロップの飲みごこち

      2015/04/15

先月、サノフィから発売されたアレルギー性疾患治療薬「アレグラドライシロップ5%」(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩)の製剤見本をメーカーさんからいただきましたので、ご紹介します。

アレグラDS

まずは、基本情報から。

・効能・効果

アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒

・用法・用量(DS発売に伴う追加分のみ)

通常、2歳以上7歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mg(ドライシロップとして0.6g)、6ヵ月以上2歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回15mg(ドライシロップとして0.3g)を1日2回、用時懸濁して経口投与する。

・色・剤型

白色の顆粒

・味

ストロベリーフレーバー

・包装

0.3g×100包、0.6g×100包 (分包品のみ)

生後6ヶ月~2歳が0.3g×2回、2歳~7歳(~12歳)が0.6g×2回、と年齢(月齢)によってのみ用量調節が行われ、しかも1回0.3gと1回0.6gの2段階という、簡便な用量設定になっています。

2段階のみの設定のため、バラ包装はなく、分包品のみのラインナップです。

(分包品は2種類ありますが、0.3g×2包で0.6gとなるため、あまり処方が多くない場合は、0.3g分包品のみの採用で、0.6g処方の場合には2包飲んでもらうよう説明することで対応する薬局が多いようです。)

 

さて、実際の味ですが、ストロベリー風味で口当たりは良いと思います。

しかし、やや酸味がある点と、口の中に残った顆粒が苦味を出すため、お子さんによっては嫌がる場合もあるかもしれません。

添付文書上は、「用時懸濁」と記載されている通り、水に溶かそうとしても、ほとんど水には溶けず、顆粒分散液となります。水に溶かすと、苦味が出やすくなるように感じました。

粉薬が飲めるような年齢になったら、散剤として服用した方が飲みやすいかもしれません。

また、飲み終わった後に、一度口の中をすすぐように飲み物を飲ませるのも良いでしょう。

なお、アレグラドライシロップについては、平成26年4月に薬価収載されており、原料製造の都合上、発売が延期されていたため、新医薬品としての14日投与制限は、本年5月に解除されることになります。

 - 新薬・新剤形

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